ピレリジャパン株式会社様

2012年01月01日

導入事例 CiscoUnifiedCommunicationsManagerにより構築したコンタクトセンターをERPとSFAと連携、ピレリタイヤでは、ワールドワイドで受注から生産予測、在庫管理まで統合的に管理できる体制を実施しています。 導入事例 CiscoUnifiedCommunicationsManagerにより構築したコンタクトセンターをERPとSFAと連携、ピレリタイヤでは、ワールドワイドで受注から生産予測、在庫管理まで統合的に管理できる体制を実施しています。

世界的タイヤメーカー「ピレリタイヤ」では、世界30カ国におよぶブランチでCisco Unified Communications Manager(以下 CUCMと略す)を導入。ERPとSFAと連携させることで、業務の効率化と売り上げ管理の一元化を図っている。ディーアイエスソリューションでは、ピレリタイヤの日本ブランチであるピレリジャパン株式会社(以下、ピレリジャパン)におけるCUCMの構築をサポートした。導入の経緯と効果について詳しく話を伺った。

もくじ 
  1. 世界で5指に入るタイヤメーカー「ピレリタイヤ」
  2. CUCMでコンタクトセンターを刷新
  3. ERPとSFAをCUCMと連携
  4. 選定のポイントは技術力と対応力
  5. ワンストップで任せることができる
  6. 本国との意思疎通が円滑に

 

■世界で5指に入るタイヤメーカー「ピレリタイヤ」


-- ピレリジャパンの事業概要について教えてください。

ピレリジャパンは、ピレリタイヤの日本支社になります。ピレリタイヤは世界で5指に入るタイヤメーカーです。ピレリグループの中でも最大の利益を誇る部門で、乗用車からSUV、軽自動車、二輪車用タイヤ、バス・トラック用、農耕用、重機にわたる様々なタイヤのマーケティング、設計、開発及び製造を手がけています。ピレリジャパンではこのうち、乗用車用タイヤ(SUV、軽自動車含む)と、二輪車用タイヤを扱っています。

特に高い技術と超高性能をあわせ持つハイエンドタイヤに注力しており、国内をはじめ世界的にも順調にシェアを拡大中しています。
 

■CUCMでコンタクトセンターを刷新


-- ディーアイエスソリューションへ構築を依頼したシステムの概要を教えてください。

今回、当社内のコンタクトセンターと従業員が利用する電話環境を刷新しました。システムの基本設計や仕様、細かなコンフィグレーションの設定は、イタリア本社の情報システム部門が主導で行っています。

ディーアイエスソリューションには、本国のエンジニアとテレビ会議などを通じてディスカッションを行いながら、CUCMの導入のサポートを中心に、機器の手配や設置・設定、配線などリモートアクセスでルーマニアのサポート部門が作業できるまでの基本的な環境構築と接続設定を依頼しました。
 

■ERPとSFAをCUCMと連携


-- 導入したシステムの概要を教えてください。

今回導入したシステムは、ピレリタイヤが30カ国におよぶ世界中のブランチに展開しているシステムです。イタリア本国で運用しているERPとSFAと、各ブランチに設置したCUCMの活用によるコンタクトセンターとをシームレスに連携させることで、業務の効率化と売り上げ管理の一元化を図っています。

具体的な仕組みで説明すると、販売店から電話を受けると発信者番号を基に相手先の情報がコンタクトセンターのパソコン画面に表示され、受注した情報はそのままERPに登録され本国での生産情報へと反映されます。

このシステムにより、ピレリタイヤ本社では世界中の売り上げの動向と各国の製造工場の受注残と在庫、そして、生産プラン、仕掛、生産予測を統合的に管理し、利益の最大化と最適化を実現しています。

-- ピレリジャパンで導入したIPフォンの台数を教えてください。

ピレリジャパン内のCUCMに接続されている端末の台数は、コンタクトセンター用と社員のデスクに設置する業務用と合わせて48台になります。

-- システムの設計や仕様は本社が主導で行っているということですが、運用・サポートなどはどうしているのでしょうか。

ピレリタイヤではITの集中管理化を実現しており、実際のサポートや運用はルーマニアのサポート部隊がリモートで世界中のシステムを管理しています。

-- CUCMを導入する以前のオフィス電話の環境を教えてください。

ピレリジャパンでは10年以上国内製のPBXとビジネスフォンを利用していましたが、着信状況・対応状況などをデータとして残せないため、日本と本社の状況認識に隔たりが発生する場合もありました。
 

選定のポイントは技術力と対応力


-- CUCMの導入をディーアイエスソリューションに依頼した理由を教えてください。

先ほども話をしたとおり、システムの仕様は本社から指示に従い、運用サポートもリモートアクセスで行われます。実際、ネットワーク機器の導入なども数年に1回あるかどうかという状況なので、ピレリジャパンにはネットワークやネットワーク機器に詳しいエンジニアはおらず、IPフォンの導入も初めての経験でした。

また、ネットワーク機器とキャリアとの接続に関しては国内独自のノウハウや経験が必要な場合があり、リモートでのサポートは難しいので、機器の手配とネットワークに接続するまでの設置は国内のソリューションベンダーにお願いしています。

-- どのように依頼するベンダーを選定したのでしょうか。

毎回、数社に見積もりをお願いして比較検討するようにしています。もちろんコストの比較はしますが、ネットワーク機器の場合は単純にコストだけでベンダーを選ぶということではなく、技術力や対応力、機器の調達能力なども選定のポイントとなります。
 

■ワンストップで任せることができる

-- これまでディーアイエスソリューションとの付き合いはあったのでしょうか。

ディーアイエスソリューションとは、今回はじめての取り引きとなります。CUCMを取り扱っているベンダーをホームページで調べて、こちらからコンタクトを取りました。

-- ディーアイエスソリューションに導入サポートを依頼した理由を教えてください。

ディーアイエスソリューションは商談を進める中で、技術的な理解度が高いだけでなく、対応がスピーディで、ネットワーク構築の経験や知識が豊富であることはすぐにわかりました。しかも、単に言われたことをしてくるだけでなく、疑問点や修正点などがあれば積極的に提案をしてくれました。その内容も的確なので、安心してシステムの設定を任せられると考えました。

また、CUCMの設定だけでなく、ケーブルの配線やシステムを本格稼働させるまでに必要となったテンポラリシステムの設計、構成、実装などをワンストップで任せることができるので、今回はディーアイエスソリューションに依頼することにしました。
■本国との意思疎通が円滑に


-- システムの導入効果を教えてください。

コンタクトセンターの情報がERPとSFAと連携することで、日本の状況がダイレクトに本国に伝わるようになりました。その結果、これまでは簡単に理解してもらえなかった日本からの要望も伝わりやすくなりました。

また、世界中のピレリタイヤのオフィスとIPフォンでダイレクトに通話できるようになったので、国際通話にかかっていたコストが激減しました。

-- ディーアイエスソリューションの作業について評価を教えてください。

イタリア本国からの指示書に対して迅速に対応してもらい、確認や質問も的確で、積極的に修正案なども提案してもらいました。おかげさまで本国とのやり取りもスムーズにでき、予定通りにシステムの利用を開始できました。

また、面倒な作業ではあったと思いますが、プロバイダとも連携を取りながら接続の設定について根気よく対応してもらえたので、とても助かりました。

-- ディーアイエスソリューションへの期待などあればお聞かせください。

今回のCUCMもそうですが、ピレリタイヤで導入しているネットワーク機器は基本的にシスコシステムズの製品です。

今後も、ネットワーク機器の新規導入やリプレースの機会があると思いますので、その際にはシスコシステムズ製品に強いディーアイエスソリューションにぜひ相談に乗ってもらえればと思います。
 

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


ピレリジャパン株式会社
■東京都港区芝3-5-5 芝公園ビル7階
■従業員数:60名
■事業内容:乗用車用タイヤ、二輪車用タイヤの輸入・販売

* 取材日時 2012年1月
* ピレリジャパンのサイト
* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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