エムオーテックス株式会社様

2011年06月01日

導入事例 設立以来、初めて実施する大規模なネットワークインフラの見直し、ディーアイエスソリューションは、ネットワークの安定稼働だけでなく、その先にあるコミュニケーション力の向上まで見据えた改善策を提案してくれました。 導入事例 設立以来、初めて実施する大規模なネットワークインフラの見直し、ディーアイエスソリューションは、ネットワークの安定稼働だけでなく、その先にあるコミュニケーション力の向上まで見据えた改善策を提案してくれました。

ネットワーク管理システム「LanScopeシリーズ」を提供しているセキュリティ専門メーカー、エムオーテックス株式会社(以下、エムオーテックス)では、シスコシステムズの適応型セキュリティ アプライアンスCisco ASA 5510(以下、シスコASA5510)を導入することで拠点間接続の安定稼働を実現。社内のコミュニケーション環境を改善する足がかりとした。導入の経緯と効果について詳しく話を聞いた。

もくじ 
  1. エムオーテックスの事業概要
  2. 大阪、東京、名古屋の3拠点をVPN接続
  3. マルチベンダ環境により運用やトラブル対応が複雑化していた
  4. 目指したのは、モノづくりに集中できるネットワーク環境の構築
  5. コミュニケーション環境の向上を見据えたディーアイエスソリューションの提案を選択
  6. ネットワークが安定稼働し、運用負荷が大幅に軽減
  7. 将来的にはIP電話やワイヤレスLANの導入も検討
  8. ディーアイエスソリューションへの期待

 

■エムオーテックスの事業概要


-- エムオーテックスの事業概要について教えてください。

当社では、ネットワーク管理システム「LanScopeシリーズ」の企画、設計、開発から販売を通じて、ネットワークシステム管理・ネットワーク情報漏えい対策管理ソリューションを提供しています。「LanScope Cat6」は6年連続でトップシェア(※1)という評価をいただいており、さらにはマイクロソフト株式会社の「パートナー・オブ・ザ・イヤー2010」において「ISV (ISV/ソフトウェア) コンピテンシー アワード」を受賞したり、米国マイクロソフト社の「2011 Microsoft Worldwide Partner Award」において、全世界3,000社以上のエントリーの中から「ISV/Software Industry Partner of the Year」のファイナリストに選出されたりするなど、技術力・サポート力を高く評価いただいております。

(※1) 「端末管理・セキュリティツール市場 IT資産/PC構成管理ソフトウェア部門」:『ネットワークセキュリティビジネス調査総覧』(2010年7月、株式会社富士キメラ総研)より。

-- エムオーテックスは、なぜこのように競争力を持った製品を提供し続けることができるのでしょうか。

創業当時から現在まで変わることなく、お客様のニーズにお応えするため、最新を目指して改良を続けている姿勢が、信頼を積み重ね、No.1シェアにつながっていると私たちは信じています。これからも、Catをはじめとするネットワーク管理ツールは、常に最新を目指し成長し続けます。
 

■大阪、東京、名古屋の3拠点をVPN接続


-- 現在、ご利用されているネットワーク環境の概要を教えてください。

現在のネットワークは、2010年4月の東京オフィスの移転時に再構築したものです。大阪の本社と東京本部、名古屋支社の3拠点をVPNで接続して、大阪の本社で集中的に運用しています。

特に大阪と東京の拠点間接続環境は次のように2本のインターネット回線を利用してVPN接続していますが、一方の回線に障害が発生した場合は、ルーティングプロトコル「EIGRP」の機能を利用して片方の回線でVPN通信を継続できる冗長構成となっています。

・インターネットアクセス用: インターネット回線 + UTM(シスコASA5510)
・拠点間接続用: インターネット回線 + ルーター(Cisco 2811)

また、社員間のコミュニケーションを活性化し業務の効率を向上させるために、社外からもリモートアクセスVPNを通じてメールやグループウェア、CRMなどを利用できるようにしています。

MOTEX社のネットワーク環境構成図です。 MOTEX社のネットワーク環境構成図です。

■マルチベンダ環境により運用やトラブル対応が複雑化していた

-- 東京オフィスの移転にもかかわらず、なぜVPN接続やリモートアクセス環境の再構築までに至ったのでしょうか。

東京オフィス内のネットワーク環境の再構築がきっかけとなったのは事実です。しかし、ディーアイエスソリューションに相談をしているうちに、東京オフィス内のネットワーク環境をどのように素晴らしいものにしても、大阪-東京の拠点間接続が安定しなければ業務環境は改善されないことに気がつきました。そのため、これを機に拠点間の接続環境も整備してしまう方が効率的だと考えました。

-- 以前の拠点間接続には何か問題があったのでしょうか。

以前から、インターネットアクセス用と拠点間接続用の回線は別々に運用していたのですが、それぞれシングル構成となっていました。そのためネットワークに障害が発生すると、東京や名古屋ではインターネットやグループウェアなどのシステムを利用できなくなってしまう場合もありました。

しかも、ネットワーク関連機器がマルチベンダ環境となっていたため、障害発生時に原因の切り分けや特定に手間がかかり、メーカーやベンダーのサポート窓口もばらばらのため解決・復旧までに時間がかかっていました。

またリモートアクセス環境に関しても、以前のリモートアクセス装置はスマートフォンやMicrosoft Windows7といった新しいOSに対応していなかったために、見直しが必要となっていました。
■目指したのは、モノづくりに集中できるネットワーク環境の構築


-- ネットワークを再構築する際の要件を教えてください。

一番重要なことは、モノづくりに集中できる環境を構築することです。そのため、信頼性が高く、どこからでも快適に利用でき、業務効率やコミュニケーションの向上を図るためのシステムを安定的に運用できるネットワークを構築したいと考えました。

また、ネットワークの運用は当社のコア業務ではありませんので、運用負荷を低く抑えることもポイントになりました。
 

■コミュニケーション環境の向上を見据えたディーアイエスソリューションの提案を選択

-- ネットワークの再構築をディーアイエスソリューションに依頼した理由を教えてください。

いくつかのベンダーにネットワーク再構築の提案をお願いしたのですが、ディーアイエスソリューションは単に当社の要望を聞くだけでなく、 たとえば機器の構成に関してすべての機器を刷新するものと既存の機器を最大限活用したもの、2パターンの提案を用意するなど柔軟な対応をしてくれました。

またネットワークを設計する過程で、当社が気づいていなかったような課題なども明確にしていただき、最終的には、Microsoft Exchangeサーバの再構築によるメールシステムの拡張やMicrosoft Dynamics CRMと Exchangeサーバとの連携などによる業務システムの強化などにまでシステムの更改は拡がりました。

それに加え、サポート体制や実績なども考慮し、ネットワークの専門ベンダーであるディーアイエスソリューションにお願いすることにしました。
■ネットワークが安定稼働し、運用負荷が大幅に軽減


-- リモートアクセス環境に関してはどのような提案がありましたか。

リモートアクセスに関しては、UTMとしてシスコASA5510の提案を受けました。シスコASA5510は、IPSecリモートVPNを250ユーザまでライセンスを追加することなく利用でき、Microsoft Windows 7はもちろん、アップル社のiPhoneやMAC OS Xにも対応しているので、リモートアクセスの利活用を広げることができるという提案でした。

当社では、業務を効率化するため外勤の全社員にiPhoneを支給しています。iPhoneからシスコASA5510へリモートアクセスするためのモジュールは無料で使用できることから、すぐに利用を開始することができました。

またUTMとしての特長も活かし、それまで別サーバで運用していたトレンドマイクロ社のInterScanもシスコASA5510のCSCモジュールとして運用を移行できるということも評価しました。

-- ネットワークを再構築した効果を教えてください。

ネットワーク、特に拠点間の接続が安定したことで、業務環境が改善されました。実際、導入後に拠点間接続が不安定になることはほとんどなくなり、ファイルの転送速度なども格段に速くなったと感じています。仮にどちらかの回線に不具合が発生しても、冗長構成になっているので業務に与えるインパクトは最小限に抑えることができるようになりました。

また運用負荷に関しても、拠点間接続やリモートアクセス、ネットワーク機器がシスコシステムズ製品に統一されたこと、そしてディーアイエスソリューションがワンストップで迅速に対応してくれることで、大幅に軽減されました。
 

■将来的にはIP電話やワイヤレスLANの導入も検討


-- 今後の拡張予定などがあれば教えてください。

ネットワークが安定し速度も向上したので、今後、さらに業務の効率を高めるため、IPネットワーク上でIP電話やテレビ会議などの導入も検討していきたいと考えています。

またオフィス内のネットワーク環境に関しては、ワイヤレスLANなどを導入することでさらに働きやすい環境を整備していきたいと思っています。
 

■ディーアイエスソリューションへの期待


-- ディーアイエスソリューションへの期待などあればお聞かせください。

ディーアイエスソリューションには、提案段階から運用開始後のフォローまで、親身になって対応していただきとても感謝しています。実際、50項目にもおよぶ当社からの質問やリクエストにも柔軟に対応していただくなど、ネットワーク機器にどの製品を選ぶかということと同じぐらい、だれに構築/サポートしてもらうのかが重要だということを再認識しました。

先ほどもお話をしたように、ネットワークの運用は当社のコア業務ではありません。しかし、安定的なネットワーク環境は当社の業務を効率化し、競争力を持ったモノづくりを続けていくために欠かせないインフラです。そんなネットワーク運用のサポートを任せることができるディーアイエスソリューションの存在はとても心強く感じています。

また今回、メールシステムやCRMシステムなどの構築・拡張もサポートしていただきましたが、今後もネットワークインフラのみならず、このインフラを最大限に活用するためのソリューション提案やサポートにも期待しています。
 

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

 


エムオーテックス株式会社
■住所:大阪市淀川区西中島5-12-12 エムオーテックス新大阪ビル
■資本金: 2000万円(2011年3月31日現在)
■従業員数:172人(2011年3月31日現在)
■事業内容:「LanScopeシリーズ」の企画・設計・開発・販売

* 取材日時 2011年6月
http://www.motex.co.jp/

* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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