株式会社電通レイザーフィッシュ様

2013年05月01日

導入事例 クリエーティブなオフィス空間を実現するため、CleanAirテクノロジーを活用して、セキュアで運用に手間のかからないワイヤレスLAN環境を構築しました。 導入事例 クリエーティブなオフィス空間を実現するため、CleanAirテクノロジーを活用して、セキュアで運用に手間のかからないワイヤレスLAN環境を構築しました。

デジタルエージェンシーとして先進的なマーケティングソリューションを提供している株式会社電通レイザーフィッシュ(以下、電通レイザーフィッシュ)。クリエーティブなオフィス空間を創造する一環として、ワイヤレスLAN環境を整備した。経営管理部 上田 章雄氏(写真左)とテクノロジー部 相澤 里江氏(写真右)に、同社の取り組みについて話を伺った。

もくじ
  1. 電通レイザーフィッシュの事業概要
  2. オフィスリノベーションのテーマは、クリエーティブな空間の実現とブランディングの強化
  3. ディーアイエスソリューションは、ネットワーク環境、アプリケーション構築から配線工事まで気軽に相談できる
  4. 「セキュリティ」と「運用に関する手離れの良さ」を要件にワイヤレスLANを選定
  5. CleanAirテクノロジーを活用し、セキュアかつ安定した通信環境を実現
  6. ディーアイエスソリューションへの評価と期待

 

■電通レイザーフィッシュの事業概要

-- 電通レイザーフィッシュの事業概要について教えてください。

当社は、日本の広告業界を牽引する電通グループと米国のデジタルマーケティングのリーディングカンパニーであるRazorfishグループの双方のDNAを持ち合わせたデジタルエージェンシーです。インターネットを中心としたデジタル技術を用いて、コミュニケーション戦略からWeb制作、クリエーティブ、システム開発、コンサルティングなど、クライアントの課題解決に必要なサービスをワンストップで提供しています。

-- 今回オフィスを大幅にリニューアルされたということですが、簡単に経緯を教えてください。

現在のオフィスに移転して約10年が経過しました。その間、オフィスを拡張したり、レイアウトを変えたりしてきましたが、増床をきっかけに、大規模なオフィスのリニューアルを実施しました。

建物自体をいじるわけではないので大げさな言い方になるかもしれませんが、当社では過去最大級のオフィスリニューアルということもあり「オフィスリノベーション」と呼んでいます。

プロジェクト全体のポイントとしては、社内のアートバイヤーを中心に建築から舞台美術、プロダクトデザインなど、幅広い分野で内外から高い評価を受けている設計事務所と、社内のアートディレクターやテクノロジストなど幅広い職種とが連携しながら作業を進めたことが挙げられます。その結果、石巻の復興支援として生まれた木製の家具を配置するなど、さまざまなアイデアを取り込み「オフィスリノベーション」を実現することができました。
■オフィスリノベーションのテーマは、クリエーティブな空間の実現とブランディングの強化

-- オフィスリノベーションのねらいを教えてください。

いくつかテーマがあるのですが、ねらいとしては「クリエーティブな空間の実現」と「ブランディングの強化」という2つの大きなテーマがあります。

(1) クリエーティブな空間の実現
社員の働く環境をより良くするため、執務エリアとリラクゼーションスペースの拡張を行いました。執務エリアには一部にフリーアドレスのエリアも設けて、将来的な執務エリアのあり方について考えるための実験的な要素も取り入れました。

リラクゼーションスペースは、当社の立地上の優位点である浜離宮から東京湾を一望できる場所に、くつろぎながら社員同士が交流できるようにしたり、ライブラリーエリアをつくってナレッジをシェアするような使い方を想定しました。

このようなクリエーティブな空間を実現したのには、より高度なソリューションを生み出す環境作りはもちろん優秀な人材を確保するというねらいもあります。

(2) ブランディングの強化
当社は「Experience Innovation」をコンセプトに、お客様の課題を解決している企業です。当社を訪れるお客様が、この新しいオフィスでの体験によって、当社への信頼や共感を高めていただければと考え、エントランスや来客用の会議スペースに大胆なカラーリングを用いたり、ユニークなデザインを取り入れたりしました

 

■ディーアイエスソリューションは、ネットワーク環境、アプリケーション構築から配線工事まで気軽に相談できる


-- これまでディーアイエスソリューションへ構築等を依頼したシステムについて教えてください。

直近では、オフィスの増床にともない「ワイヤレスLANアクセスポイントの増設」と「PBXのリプレースと配線工事」をお願いしました。これまで依頼した業務は次の通りです。
 

フェーズ1  PCのHDD暗号化
フェーズ2   ワイヤレスLANのリプレース(Cisco Aironet 3500シリーズ アクセスポイント、Cisco 2500 シリーズ Wireless Controller)
フェーズ3  ワークフローシステムの導入
フェーズ4  ワイヤレスLANアクセスポイントの増設
 PBXのリプレースと配線工事
フェーズ5  リモートアクセスVPNのリプレース(Cisco ASA 5500シリーズ)
■「セキュリティ」と「運用に関する手離れの良さ」を要件にワイヤレスLANを選定

-- 2011年に実施したワイヤレスLANのリプレースに関して、詳細な状況を教えてください。

当社では、今回のオフィスリノベーションのような規模ではありませんが、以前からクリエーティブなオフィス環境の構築に取り組んできました。その一環として2004年にワイヤレスLANを導入しました。

しかし、長年利用するにつれてネットワークにつながりにくくなるといったトラブルも発生するようになりました。さらに、システム自体の保守サポートが終わってしまうことからリプレースをすることにしました。

-- 新しく導入するワイヤレスLANシステムを選定したときの要件を教えてください。

要件として考えたのは、「セキュリティ」と「運用に関する手離れの良さ」です。

「セキュリティ」に関しては、ワイヤレスLANに限らず、電通グループとして認証を受けている「ISO/IEC27001 情報セキュリティマネジメントシステム:ISMS」に沿った要件を満たしている必要があります。今回のケースでは、通信の暗号化はもちろんですが、認証を2重化することや不正なアクセスポイントが利用できないようにすることなどが挙げられます。

一方、「運用に関する手離れの良さ」に関しては、言葉通りなのですが、通信品質が安定していて、運用やメンテナンスにできるだけ手間のかからないシステムを導入したいと考えました。

 

■CleanAirテクノロジーを活用し、セキュアかつ安定した通信環境を実現


-- ディーアイエスソリューションからの提案を採用した理由を教えてください。

提案されたシスコシステムズのワイヤレスLAN製品は、アクセスポイントの電波出力や干渉についてコントローラが自動で調整するCleanAirテクノロジーが搭載されているので、オフィス環境が変化していく中でもアクセスポイントの個別調整や電波状態のサーベイなどを行う必要がなく、安定的にネットワークへ接続できる環境を構築できると期待しました。

また、セキュリティに関しても、既存の認証システムや暗号化への対応はもちろん、不正なアクセスポイントの存在をCleanAirテクノロジーでモニタリングできるので、クリアできると判断しました。

最終的に、シスコシステムズの製品は信頼性が高く、導入実績も豊富で、ほかのベンダーからの提案よりコストパフォーマンスも高かったので採用を決めました。

-- ワイヤレスLANをリプレースした効果について教えてください。

システムは順調に稼働しています。接続できないといったトラブルは発生しなくなり、保守運用に関してわずらわされることはなくなりました。

通信状況が安定したこともあり、新たに来客者専用にインターネット接続用のワイヤレスLAN環境を設けることができました。

また、今回のオフィスリノベーションに合わせてアクセスポイントを追加しましたが、既存のアクセスポイントを移動したり設定をし直したりする必要もなく、あらためてシスコシステムズの製品を選択して良かったと思いました。

-- ワークフローに導入に関しては、どのような効果が出ていますか。

紙の帳票で申請業務を行っていた頃と比べて、決裁がスピードアップしました。申請中に書類の所在がわからなくなってしまうということもなくなり、業務の効率化と信頼性を高めることができました。特に、関西支社からの申請に対するレスポンスは大幅に改善されました。
 

■ディーアイエスソリューションへの評価と期待


-- 将来的なシステムの拡張予定などがあれば教えてください。

ワイヤレスLANに関しては、これから関西支社にも展開する予定です。

また、今後は全社的にクラウドサービスなどの導入も計画していますので、それにともないネットワーク環境の強化やセキュリティ環境の整備などにも取り組んでいく必要性に迫られるかもしれません。

-- ディーアイエスソリューションについての評価と期待を教えてください。

ディーアイエスソリューションは、特定の技術や製品だけでなく、ネットワーク環境、アプリケーション構築から配線工事まで、幅広い知識とノウハウを持っているので、何でも気軽に相談できます。

また導入後のサポートに関しても、ほかのベンダーは自社が導入した製品以外に対しては、ドライな対応だったり、協力会社に丸投げしてしまうベンダーも少なくありませんが、ディーアイエスソリューションは窓口が一本化され、技術的な部分は技術SE社員が連携しながら対応してくれるので、保守サポートも安心して任せることができます。

今後もこれまでと変わらず、丁寧でスピーディな対応を期待しています。

 

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


株式会社電通レイザーフィッシュ(2015年11月11日より電通アイソバー株式会社に改称) 
■東京都中央区築地5-6-10
■従業員数:187名(2013年4月1日現在)
■事業内容:コミュニケーションプランニング、リサーチ&分析、Webサイト構築、メディアプランニング/アトリビューション分析、ソーシャルメディアマーケティング、CRM、スマートフォンアプリ/モバイルサイト開発

* 取材日時 2013年5月
* 電通レイザーフィッシュのWebサイト
* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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